魔球スラッターの投げ方とは?驚異の軌道とプロ直伝の握り方を徹底解説

魔球スラッターの投げ方とは?驚異の軌道とプロ直伝の握り方を徹底解説

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スラッター(Slutter)という名称は、「スライダー(Slider)」と「カッター(Cutter)」を組み合わせた造語です。メジャーリーグの投球解析システム「スタットキャスト」やトラックマンの普及により、従来の変化球の枠に収まらない球種として名付けられました。

従来のオーソドックスなスライダーは、投球直後からある程度のふくらみを持ち、横方向へ大きく滑るように曲がります。打者から見れば「あ、スライダーだ」と軌道を識別しやすい弱点がありました。一方、カットボールはストレートと見分けがつかない初速を誇るものの、変化量が数センチから十数センチ程度と小さく、バットの芯を外すゴロ打ちが主目的となります。

スラッターは、この両者の「いいとこ取り」を実現した球種です。リリースからベースの直前までストレートと全く同じ「ピッチトンネル」を通過し、ホームプレートの手前で突如としてスライダー並みの曲がり幅(20〜30cm程度)で斜め横へ鋭くスライドします。打者からすれば「ストレートのタイミングで踏み込んだ瞬間、バットが空を切る」感覚に陥るため、三振を奪うウイニングショットとしても強力な威力を発揮します。

球種平均球速(ストレート比)変化のタイミングと曲がり幅主な狙い・用途スラッター−3〜6km/h(高速)手元で急激に変化(20〜30cm程度)空振りの奪取、見逃し三振、カウント球スライダー−10〜15km/h(中速)早い段階から大きく変化(30〜45cm程度)空振り奪取、ゾーン外へ誘うボール球カットボール−2〜5km/h(超高速)手元で小さく変化(5〜15cm程度)芯外し、内野ゴロ・ポップフライ量産
高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。