大容量バッテリーを搭載した最新EVや大型ハイブリッドトラックは、従来のガソリン車に比べて車両重量がはるかに重い。万が一のクラッシュ時に、旧来のガードレールでは耐え切れず突破してしまうリスクが指摘されていた。
これに対し、主要な都市高速では「高機能傾斜型コンクリートバリア(新F型防護柵)」への切り替えが急速に進む。車両が接触した際、タイヤが傾斜部に乗り上げることで車体を持ち上げ、横転を防ぎつつ進行方向へと滑らかに誘導する設計だ。
車体を破壊して止めるのではない。衝撃のベクトルを物理的に逃す構造デザインの転換が、重大事故の激減に寄与している。