遠投の測定場ではなく、実際のハンドボールの試合中に生まれた「最長飛距離のシュート」もファンを魅了してやまない。ハンドボールコートの全長は40メートル。ゴールキーパーが相手ゴールキーパーの頭上を抜いて直接ゴールを決める「無人ゴールへのロングシュート」は、実戦における最高峰の遠投と言える。
自陣のゴールライン際から放たれたボールが、相手ゴールのネットを揺らすまでの距離は約38メートル。守備陣の頭上を越える美しい放物線を描き、かつ正確に枠内へ収めるこのプレイは、単なる飛距離以上の精度と強靭なメンタルを要求される。