最新の現地取材で見えてきたのは、多様化する利用客のニーズに即した空間演出の巧みさだ。特に注目を集めているのが、近代的な超高層ビル群と海が織りなす圧倒的な夜景を楽しめるエリアである。
国際的な複合都市として発展を続けるみなとみらい21地区では、ラグジュアリーホテルや複合商業施設が趣向を凝らしたテラス空間を展開している。中でも横浜ベイホテル東急のオープンエアスペースで提供されるシェフ特製のBBQスタイル料理とクラフトビールのアソートメントは、上質な大人たちの夜を華やかに彩る。各店が打ち出す「平日限定のプレミアム飲み放題プラン」や「アーリータイム特別割」など、賢く楽しむための選択肢がかつてないほど充実している点も見逃せない。
少子高齢化や消費動向の変化に直面する現在の観光業にとっても、こうした高付加価値な屋外ダイニングの充実は、広域からの集客を牽引する強力な切り札として機能しているのだ。