相次ぐ食料品の値上がりに対し、賢い消費者が実践しているのが「ハイブリッド献立」だ。全食材を高価な生鮮食品に頼るのではなく、安価で安定した価格の食材を軸に組み立てる手法である。
主役となるのは、豆腐、もやし、きのこ類、そして進化を遂げた大豆ミートだ。これらのお手頃食材をハンバーグや麻婆豆腐、炒め物のベースに仕込む「かさ増し調理」は、コストカットだけでなくカロリーオフにも直結する。さらに、大手スーパーのプライベートブランド(PB)が展開する冷凍カット野菜を常備しておくことで、食品ロスを限りなくゼロに近づける工夫が広がっている。節約と満足感を両立させるアイデアこそ、令和の家庭料理における最強の武器だ。