かつての家庭用オーブンレンジは「温め機能の延長」を出ず、実効温度が200度前後まで急降下する製品も少なくなかった。しかし最新世代の超高火力モデルは根本から構造が異なる。熱風を効率的に循環させるコンベクション構造の進化、ドア開閉時の熱逃げを防ぐ多層断熱ガラス、そして高出力ヒーターの緻密な制御アルゴリズム。これらが噛み合うことで、プロの厨房に匹敵する環境を卓上サイズで実現している。
購入で絶対に失敗しないためのポイントは、単なる「最高設定温度」の数値だけに惑わされないことだ。重要なのは「最高温度を何分維持できるか」と「立ち上がりスピード」の2点。予熱に30分もかかるようでは日常使いでストレスが溜まる。また、庫内容量と熱源からの距離、さらには天板の熱伝導率も焼き上がりのムラを大きく左右する鍵となる。