麻生家の歴史的拠点である福岡県飯塚市。筑豊の炭鉱から始まり、セメント、医療、教育、情報産業へと時代に合わせて業態を変化させてきた麻生グループの歴史は、そのまま地域の発展の歴史でもある。血脈の重圧を背負いながらも、父・麻生太郎氏とは異なるアプローチで地域に向き合う姿がそこにはある。
威風堂々とした父の政治的プレゼンスに対し、息子が見せるのは緻密なデータ分析と現場対話を重視するスタイルだ。飯塚市をはじめとする地方都市の過疎化や産業空洞化に対し、雇用創出と新しい産業基盤の構築を掲げて挑む。先祖代々の土地に対する強い愛着と責任感が、彼の行動の原動力となっている。