「ナショナル」は今どうなった?消滅の真相と家電の寿命・修理の現在

「ナショナル」は今どうなった?消滅の真相と家電の寿命・修理の現在

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松下幸之助が創業者として築き上げた松下電器産業において、「ナショナル(National)」は「国民の必需品」という願いを込めて名付けられた特別なブランドでした。国内の白物家電はナショナル、音響・映像機器や海外市場向けには「パナソニック(Panasonic)」という使い分けが長年定着していましたが、2008年に大きな転換点を迎えます。

パナソニックへの社名変更およびブランド統一の公式発表が行われた背景には、グローバル競争の激化に伴う「二重ブランド戦略の非効率さ」がありました。海外ではPanasonicの知名度が圧倒的だった一方、国内市場のみでNationalを使い続けることは、マーケティング費用の分散やブランドアイデンティティの希薄化を招いていたのです。

国内市場の成熟と海外メーカーの台頭を受け、経営資源を一元化して世界で戦えるメガブランドを確立するため、2008年10月1日をもって「松下電器産業株式会社」は「パナソニック株式会社」へと社名を変更。創業以来親しまれたナショナルブランドは、惜しまれつつもその歴史に幕を下ろすこととなりました。

山崎 陸
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山崎 陸

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