レコーディングは、ロンドンと東京をリモートで繋ぐ形ではなく、都内某所のスタジオで対面で行われた。緊張感に包まれたスタジオの空気を一瞬で和ませたのは、高岡の自然体な笑顔だった。彼女の歌声は、若い頃の透明感に、人生の酸いも甘いも噛み分けた深みが加わっている。そこに重なる布袋のギターリフ。それはかつてのような攻撃的な歪みではなく、歌い手に寄り添うような、包容力に満ちたトーンだった。スタジオにいたスタッフの一人は、「二人の音が重なった瞬間、鳥肌が立った。言葉はいらない、音楽だけで全てを語り合っているようだった」と証言する。
【経歴】 高岡 早紀 布袋 寅泰 2026年最新プロフィール #712
•
•
1分で読める