インターネットの掲示板やSNSでは、鳴門教育大学に関して「四国の端にあって不便すぎる」「教育実習に行くのが大変」といったネガティブな噂や疑問が散見されます。こうした言説の実態を検証します。
まず「立地が僻地」という点についてです。鳴門教育大学のキャンパスは鳴門市鳴門町の風光明媚なウチノ海沿いに位置しています。確かに大都市圏のターミナル駅前キャンパスのような利便性はありません。しかし、神戸・大阪方面への高速バス路線が充実しており、高速鳴門バス停からは三宮まで約1時間20分、梅田まで約2時間で直結しています。関西圏からの心理的・物理的距離は想像以上に近いのが現実です。
次に「附属小学校・中学校が遠い」という疑問についてです。鳴門教育大学の附属小学校・附属中学校・附属特別支援学校・附属幼稚園は徳島市南前川町にキャンパスを構えており、鳴門市の大学本部キャンパスからは車で約30〜40分ほどの距離にあります。
この点について大学側は、教育実習期間中や附属校連携授業の際に専用のスクールバス運行や移動サポートを整備しており、学生の移動負担を最小限に抑える運用を行っています。また、鳴門市内の公立小中学校や近隣自治体の教育現場とも協定を結んだフィールドワークが日常的に行われており、「実習先へのアクセスで単位を落とす」といった噂は根拠のない誤解です。