青学出身者の中には、卒業まで至らず中退・除籍となったものの、後に各界で歴史的な成功を収めた著名人が少なくありません。彼らの選択とキャリアの軌跡は、大学という枠組みを超えた才能の豊かさを物語っています。
筆頭に挙げられるのが、サザンオールスターズの桑田佳祐です。経営学部に在籍していた桑田は、学内の音楽サークル「AFT」や「ベター・デイズ」で音楽漬けの日々を送り、バンド活動に没頭する中で除籍となりました。当時のインタビューや手記において「学生街のスタジオやサークル部屋で過ごした時間が、すべての創作の原点だった」と回想している通り、青学の自由闊達な空気感が稀代のメロディメーカーを育てる土壌となりました。
俳優界では、実力派として映画やドラマの主役を張る賀来賢人や、男気あふれる演技で知られる高橋克典がともに経営学部を中退しています。学業との両立が困難になるほどの演技への情熱とオファーの増加が中退の背景にありましたが、大学で培った人脈や感性は、その後の個性的な俳優人生において確かな血肉となっています。
また、シンガーソングライターの槇原敬之(文学部第二部英米文学科中退)など、若くして類まれな才能を開花させたアーティストたちも、青学の門をくぐった後に独自の表現の道へと舵を切っています。