最愛のパートナーを失った直後、浅野ゆう子さんは深い喪失感と哀しみに包まれました。「もっとできることがあったのではないか」という自責の念に駆られる日々もあったといいます。
後年のテレビ番組『徹子の部屋』や雑誌のロングインタビューにおいて、浅野さんは当時の心境を率直に明かしています。闘病を支えた日々について「彼が生きたいと強く願っていたからこそ、私も前を向けた」「一緒に過ごした時間は、私にとってかけがえのない宝物」と振り返り、壮絶な看病の日々は決して苦しみだけではなく、深い感謝と絆を確かめ合う時間であったことを語っています。