トリオとしての鬼ヶ島は、巧みな構成力と毒のあるシュールな世界観で注目を集め、日本一のコント師を決める大舞台『キングオブコント』の決勝へも駒を進めた実力派だ。しかし、賞レースの頂点を目指して過熱するキャリアの最高潮で、プライベートの激震が襲いかかる。
トリオの快進撃を支えていた鋭い笑いは、皮肉にもスキャンダルという巨大な波に呑み込まれる形となった。相方たちの苦悩、ライブ現場の異様な空気感。賞レースという極限状態の中で起きたプライベートの惨劇は、トリオの活動軌道に回復不能な影響を落とすことになったのである。