コンビニ店頭からフィギュアが一瞬で消え去る背景には、緻密に計算されたパッケージングと供給量のバランスがあります。現在の一番くじワンピースのアソート内訳を見ると、1ロット(全80本前後)の中に含まれるA賞やB賞、ラストワン賞といった大型フィギュアは、各種わずか1〜2体程度しか割り振られていません。
くじの定価・値段は1回750円〜850円(税込)前後が主流ですが、目当ての上位賞を引き当てるために1人で10回〜20回と連続で引く熱心なファンが数人来店するだけで、フィギュア枠はあっという間に枯渇します。さらに、ラストワン賞を狙う買い占めや、下位賞も含めたロット買い(全買い)を希望するコレクターの存在が、店頭での「瞬殺劇」を加速させています。
近年はフリマアプリでの二次流通価格が高騰しやすいこともあり、発売当日の朝に巡回するファンが一気に押し寄せるため、一般の利用者が立ち寄る昼過ぎには「クリアファイルやラバーストラップしか残っていない」という状況が生まれてしまうのです。