Q1:手術で輸血を受ける予定ですが、HIVに感染する可能性は本当にないのでしょうか?
A1:現在の日本の輸血用血液は個別NAT検査をはじめとする厳格なスクリーニングを受けており、感染確率は数百万回に1回以下と極めて稀です。リスクはゼロではないものの、生命を維持するために輸血を受けるメリットの方が圧倒的に高いと医学的に判断されています。
Q2:自分がHIVに感染しているか確かめるために献血を利用してもいいですか?
A2:絶対にやめてください。献血時の検査でHIVに感染していることが判明しても、本人には一切通知されません。感染初期の「ウィンドウピリオド」にある血液が検査をすり抜け、輸血を受けた患者に感染させる大事故につながる恐れがあります。検査を希望する場合は、保健所の無料・匿名検査を利用してください。
Q3:昔の「薬害エイズ」と同じような事件が再び起きる心配はありませんか?
A3:現在使用されている血液製剤は徹底した加熱処理やウイルス除去・不活化処理が施されており、非加熱血液製剤がそのまま使用されていた当時とは安全管理体制が根本から異なります。法規制や救済制度も整備されており、過去と同じ形態の被害が発生する可能性は極めて低い構造になっています。