2026年現在、大阪植木市は主に3つの会場で開催される。最も歴史があるのが住吉大社での「住吉大社植木市」だ。境内の参道沿いに約100店舗が軒を連ね、神社特有の厳かな雰囲気の中で植木を選ぶ体験ができる。参拝と植木購入を組み合わせた来場者が多く、家族連れの姿が目立つ。
大阪城公園での「大阪城植木市」は、1990年代から本格化した比較的新しい会場だが、既に春と秋の風物詩として定着している。観光客も多く訪れるため、英語や中国語で対応できる業者も増えた。広大な敷地を活かし、大型の庭木や造園資材まで扱う規模の大きさが特徴だ。
服部緑地での開催は、北摂地域の住民にとって重要な拠点となっている。駐車場が広く、車での来場がしやすいことから、大型植木を購入する人々に人気が高い。会場ごとに微妙に客層や商品構成が異なり、熱心な愛好家は複数の会場を巡ることも珍しくない。