赤ワイン 白 ワイン 違いは、工程で見ると理解しやすい。最初に来るのが「果皮をどれだけ関与させるか」。次に「発酵をどう進めるか」。さらに「熟成をどうするか」。この3点を押さえるだけで、味の方向性がかなり見えてくる。
赤では果皮が関わりやすいぶん、発酵中に色やタンニンが増えやすい。白では果皮由来の要素を抑えつつ、香りや酸のバランスを狙うことが多い。熟成は、ステンレスタンクか樽か、樽でも期間や種類はどうするかで印象が変わる。酸の輪郭が残りやすいもの、香りに厚みが出やすいものなど、違いは一気に広がる。
ここで誤解が起きやすい。つまり、赤だから樽っぽくなる、白だから樽を使わない、とは言い切れない。実際には、赤でもステンレスタンクのものはあるし、白でも樽熟成のものはある。だから赤ワイン 白 ワイン 違いを“色のラベル”だけで判断しない方がいい。