アインシュタインやニュートンが歴史的発見をしたのは、実験室で必死に計算していた時ではなく、散歩中や木陰で憩んでいた時だったという説は有名だ。画期的なアイデアは、極度の緊張が解けた「脱力」の瞬間にこそ芽生える。
問題は、現代人の多くが「質の高いぼんやり」ではなく、「スマホを見ながらのダラダラとした意識散漫」に陥っている点だ。SNSの短尺動画を無限スクロールしながらぼーっとすることは、脳を休ませるどころか、過度な視覚刺激でさらに疲労させる。真の休息を得るには、デジタルデバイスから完全に遮断された静寂が必要だ。