プリインストールアプリの害は、単に画面が散らかることだけに留まらない。本質的な問題は、システムの深層部でリソースを食いつぶす点にある。
例えば、Android OSやWindows 11上で動作する一部のプレインストールアプリは、バックグラウンドで絶えず位置情報やログデータを送信し続けている。これにより、バッテリーの減りが早まるだけでなく、本来必要とされるシステムユーティリティの挙動と干渉し、システム全体の応答速度を低下させる現象が頻発する。
特に内蔵ストレージ容量が制限されている低価格帯のデバイスでは、OSのアップデートに必要な空き容量すら圧迫される事態が日常茶飯事だ。単なる「置き物」だと思っていたアプリが、知らず知らずのうちにデバイスの寿命を縮めている。