「見るだけなら法的に問題ない」「ウイルス対策ソフトを入れているから大丈夫」といった認識は、2026年現在のサイバー脅威の前では重大な誤解と言わざるを得ません。
第一の盲点は、ドライブバイダウンロード攻撃の進化です。怪しげなファイルを自らダウンロードしなくても、改ざんされた広告ネットワークが埋め込まれたページを表示しただけで、ブラウザやOSの未修正の脆弱性を突いてバックグラウンドで不正コードを実行されるケースが確認されています。いわゆるウイルス感染リスクと危険性は、「怪しいファイルを開かなければ安全」という古い常識を完全に無効化しています。
第二の盲点は、違法性・著作権リスクの拡大解釈です。日本の著作権法においては、違法にアップロードされた有償著作物であることを知りながらダウンロードする行為(私的使用目的であっても)は著作権法第119条第3項により刑事罰の対象となります。また、クリエイターが精神的・経済的被害を訴えて開示請求を行う事例も2026年以降急増しており、「匿名で閲覧しているから身元はバレない」という考えは極めて危険です。