創業者・似鳥昭雄氏の後背を支え、実質的な実務を取り仕切ってきたキーマンといえば、株式会社ニトリホールディングス代表取締役社長の白井俊之氏だ。生粋の生え抜きであり、現場の叩き上げとして頭角を現した白井氏は、似鳥氏の破天荒なアイデアを具体的なビジネスモデルへと落とし込む卓越した実行力を発揮してきた。
株式会社ニトリの現場においては、血縁者ではなく、こうした叩き上げのプロフェッショナル経営陣が強固なピラミッドを構築している。「創業者の息子」という虚像を探すよりも、白井氏をはじめとする実務派トップ層の動きを追うことこそが、同社の真のパワーバランスと今後の舵取りを解き明かす鍵となる。