結局のところ、神の存在を科学的に証明することも、完全に否定することもできない。それは2026年になっても変わらない事実だ。しかし重要なのは、存在の有無そのものよりも、なぜ人類が歴史を通じて「神」を必要とし続けてきたのか、という点にある。
私たちは、理不尽な災害や、愛する人との死別といった不条理に直面したとき、そこに「意味」を見出さずにはいられない。世界が単なる物質の衝突でできた無意味な場所ではなく、何か大きな目的を持った場所であると信じたいのだ。その願いが、神という概念を生み出し、維持し続けている。
科学がどれほど万能になろうとも、人間の心にある「意味を求める渇き」を癒すことはできない。私たちが夜空を見上げ、あるいは己の内面を見つめ直すとき、そこに浮かび上がる問いかけ。それ自体が、すでに神という存在の確かな鼓動なのかもしれない。 (出典: 神様 は いる のか(Yahoo!ニュース))