台風の通過時に生活の基盤を揺るがすのが、長時間の停電とそれに伴う二次被害だ。猛烈な強風によって電柱がなぎ倒されたり、飛来物が送電線を途切れさせたりすることで、数十万戸規模の停電が発生するリスクが現実味を帯びている。高層マンションなどでは、電気の停止に伴って水供給ポンプが動かなくなり、断水へ直結する事態も散見される。
今すぐ行うべきは、モバイルバッテリーやポータブル電源のフル充電、最低3日分の飲用水と非常食の確保だ。また、飛来物による窓ガラスの割れを防ぐため、雨戸を閉めるか養生テープとダンボールで内側から補強し、カーテンを固く閉めておくといった物理的な対策も忘れずに行いたい。