この呪文に登場する元素たちは、実は現代の地球規模の課題を解決する鍵を握っている。例えば、最初の「すい(水素)」は次世代エネルギーの主役であり、「りー(リチウム)」は電気自動車(EV)やスマートフォンのバッテリーに不可欠な存在だ。
そして、「ぼく」のパートに隠れている炭素(C)は、二酸化炭素排出削減やカーボンニュートラルの文脈で毎日ニュースで見ない日はない。子供の頃に口ずさんだ呪文の順番通りに、現代のハイテク産業と環境対策が動いている事実は、科学の面白さを再発見させてくれる格好の素材と言えるだろう。