かつて「安かろう悪かろう」と揶揄されたプライベートブランド(PB)のお茶ですが、今やその品質は大手メーカーの看板商品と遜色ないレベルに達しています。イオンの「トップバリュ」やセブン&アイの「セブンプレミアム」、さらには業務スーパーの格安茶など、選択肢は枚挙に暇がありません。大手メーカーが広告宣伝費や複雑な流通コストを上乗せしているのに対し、PBはこれらを徹底的にカットすることで驚異的な低価格を実現しています。
一方で、コカ・コーラやサントリーといった大手も指をくわえて見ているわけではありません。彼らは独自のブランド力と、長年培った「淹れたての香り」を再現する技術で差別化を図っています。価格差は1本あたり数十円に及びますが、毎日のこととなれば年間で数万円の差になります。この差額をどう捉えるかが、現代の消費者にとっての分岐点です。