店内に足を踏み入れると、生鮮食品からナショナルブランド商品、プライベートブランド(PB)に至るまで、地域最安値クラスの値札がずらりと並びます。多くの消費者が抱く「なぜここまで安くできるのか?」という疑問の背景には、トライアルが独自に推し進める徹底的なIT・DX戦略があります。
第一に挙げられるのが、AIカメラと需要予測システムの現場導入です。店内に配置されたカメラが棚の欠品状況や来店客の購買動向をリアルタイムで分析し、無駄のない発注と在庫管理を実現。食品ロスや人件費などの見えないコストを極限まで削ぎ落としています。
第二に、自社一貫の物流ネットワークとプライベートブランド開発です。中間マージンをカットし、自社工場や契約産地からダイレクトに商品を供給することで、高品質と低価格を両立。「エブリデイ・ロー・プライス(毎日が特売)」を掲げる企業姿勢が、数字となって店頭に反映されています。