「per se」の同義語や類語として真っ先に挙がるのが「in itself」や「not necessarily」です。これらは非常に似通っていますが、文法的な位置づけや使われる文脈に明確な差異が存在します。
まず「per se」と「in itself」の違いですが、本質的な意味はほぼ同等です。ただし、「in itself」は名詞の直後や文末に置かれる純粋な英語表現であるのに対し、「per se」はラテン語由来のフォーマルな響きを帯び、文脈全体のトーンを知的に引き締める効果を持ちます。
次に「not per se」と「not necessarily」の違いです。「not necessarily」は確率や必然性に焦点を当て、「必ずしもそうとは限らない(例外もある)」という意味合いが強くなります。対して「not per se」は定義や本質に焦点を当てており、「その言葉の定義通りではないが、実態は近い」という本質のズレを指摘する際に機能します。
言い換え表現としては、より口語的な「strictly speaking(厳密に言えば)」や、文章語として使われる「as such(それ自体として)」「inherently(本質的に)」などが文脈に応じて選択肢に入ります。