あのアフラックCM「よく考えよう」シリーズが投下された当時、日本社会は低金利時代の入り口に立っていた。矢野顕子の独特で温かみのある歌声は、難解になりがちな保障やリスク管理の話を、身近な問題としてお茶の間に届けた。テレビコマーシャルが持つ圧倒的な拡散力と親しみやすさが、無頓着になりがちだった個人の金銭感覚に警鐘を鳴らした瞬間と言える。
その後、長年にわたりブランドの顔を務める櫻井翔の爽やかな存在感も相まって、同社の取り組みは広く国民に浸透していった。櫻井翔といえば、テレビ朝日の報道番組などでもキャスターとして社会問題や経済ニュースを分かりやすく伝えてきた実績がある。彼らの存在は、難しいお金の話を「自分のこと」として考えるキッカケを与え続けてくれた。