2026年春、日本列島は例年以上の花粉飛散量に見舞われている。それと同時に、季節性のウイルス感染症に対する警戒感も依然として高い。従来、空気中の有害物質を防ぐ第一線は「マスク」だったが、長時間の着用による不快感や接客・会議時の制限から、脱マスクを選びつつ自衛を図る人々が増加した。
そこで浮上したのが、呼吸の玄関口である鼻粘膜を直接プロテクトする発想だ。従来の点鼻薬のような強い薬品ではなく、物理的にバリア膜を形成する、あるいは生理食塩水ベースの微粒子で粘膜の自浄作用(繊毛運動)をアシストするアプローチが、現代のニーズに見事に合致したと言える。