スタンドで見守るプロスカウトたちが見ているのは、現在の勝敗や数字結果だけではない。彼らが最も注視しているのは、選手の「伸びしろ」と「身体操作能力」、そして土壇場での「メンタルの強さ」だ。
ある球団のスカウトは、「中学時代の体格やスピードは成長期の発育差による部分も大きい。私たちが評価するのは、骨格のバランスやしなやかな筋肉の使い方、そしてピンチの場面で見せる集中力や野球観の高さだ」と語る。このジャイアンツカップで爪痕を残した選手たちが、3年後の高校野球、そして6年後のプロ野球ドラフト会議で主役に躍り出る可能性は極めて高い。