近年の台湾グルメ・旅行トレンドを読み解く上で欠かせないのが、糖度と氷の細分化されたカスタマイズ文化のさらなる深化だ。「無糖(シュガーフリー)」を選ぶローカルの割合は年々増加しており、ごまかしの利かない茶葉そのもののポテンシャルが厳しく問われる時代に入った。
蜜のような自然な甘みを持つ東方美人茶や、柑橘のような芳香を放つ紅玉紅茶(台茶18号)など、希少品種を贅沢に使用したストレートティーに、控えめな甘さのタピオカを合わせるスタイルが定着。甘さで満腹感を得る時代は終わり、茶の余韻をじっくりと楽しむ大人の嗜好品へとシフトしている。