オリコンニュースをはじめとする主要メディアが配信する芸能ニュースは、瞬く間にX(旧Twitter)やInstagramといった主要SNSプラットフォームへ転載され、無数のユーザーによって二次拡散されていく。ひとたび「衝撃の近況」「激痩せ姿に心配の声」といった見出しがつけば、アルゴリズムの波に乗り、何十万ものインプレッションを獲得する。
クリック数やエンゲージメントを追及するあまり、センセーショナルな切り取りが横行するエンタメジャーナリズムのあり方には、近年厳しい視線が向けられている。本人の意図しない一枚の写真が切り取られ、病気説や不仲説といった根拠のないストーリーが捏造されていくプロセス。過度なアクセス稼ぎが生み出す害悪について、メディア側も自省の時期を迎えている。