自分自身の身を守り、周囲への被害を防ぐために、今すぐ実践できる具体的な安全対策とは何か。消費者庁が発出している注意喚起情報と、2026年時点で推奨されている最新の安全チェックリストを提示する。
まずチェックすべきは、製品購入時に日本の電気用品安全法に準拠した「PSEマーク」が刻印されているかという点だ。ECサイトなどで流通する安価な粗悪品の中には、過充電やショートを防ぐ保護回路が省略されているケースが散見される。次に、手元のバッテリーの状態確認だ。「本体が膨らんでいる」「充電中に異常な熱を帯びる」「落下の強い衝撃を加えた」といった事象がある場合は劣化や内部損傷のサインであり、ただちに使用を止め適切に回収・処分しなければならない。
また、保管方法にも配慮が求められる。カバンのポケット内で金属製の鍵やコイン、アクセサリーと剥き出しの端子が接触すると、外部ショートを起こして発火に至る例が多発している。絶縁性能のある専用ケースに収納して持ち運ぶ習慣をつけることが、今すぐ試せる最も確実な防犯・防災対策である。