武蔵小杉の交通環境に決定的な変化をもたらしたのが、武蔵小杉駅綱島街道改札(新改札口新設事業)の完了だ。以前は横須賀線ホームの南側に単一の改札しか存在せず、駅東側のタワーマンション群や綱島街道方面からアクセスする乗客が一箇所に集中していた。
この致命的な混雑に対して動いたのが、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と地元自治体の川崎市だ。混雑の抜本的解決に向けて強いイニシアチブを発揮した福田紀彦(川崎市長)のもと、事業がスピード感をもって推進された。新改札の供用開始により、横須賀線ホームへのアクセス動線が二分され、朝の改札通過待ち時間はピーク時で約4割削減されるという劇的な効果を生み出している。