エアフォースワン来日の真相!なぜ羽田でなく横田基地に着陸するのか

エアフォースワン来日の真相!なぜ羽田でなく横田基地に着陸するのか

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米大統領が来日する際、大半のケースで着陸地として選ばれるのが東京都福生市などにまたがる米空軍横田基地(横田飛行場)です。日本の主要国際空港である羽田空港や成田空港を差し置き、米軍基地が選ばれ続ける背景には、安全保障・航空管制・移動動線という3つの明確な理由があります。

第1の理由は、日米地位協定に基づく治外法権レベルの安全確保です。横田基地は米軍の管理下にある軍事拠点であり、滑走路から駐機場、周辺施設に至るまで米軍の直接警備が敷かれています。民間空港では不特定多数の利用客や一般車両の出入りを完全に排除することは困難ですが、軍用基地であれば出入りする人員や車両を100%スクリーニングでき、テロや狙撃のリスクを極限まで低減できます。

第2の理由は、羽田空港の過密ダイヤへの影響を回避するためです。大統領専用機が発着する際、保安上の理由から前後の滑走路運用が一時的に凍結され、周囲数キロメートルに飛行制限区域が設定されます。1日に1,000便以上が過密に発着する羽田空港でこれを行うと、民間定期便の遅延や欠航が全国規模でドミノ倒しのように発生します。横田基地を利用すれば、日本の民間航空ネットワークを麻痺させずに済みます。

第3の理由は、都心へのヘリコプター直行ルートの存在です。横田基地に到着した大統領は、地上待機していた大統領専用ヘリ「マリーンワン」に乗り換え、東京都港区六本木の米軍施設「赤坂プレスセンター(ハーディー・バラックス)」のヘリポートへわずか十数分で移動します。渋滞のリスクがある地上ルートを避け、安全かつ最速で都心の米国大使館や首相官邸、迎賓館へアプローチできる構造が確立されているのです。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。