見た目が似ているとされる従来のパーマと、何が違うのか。多くの人が混同しやすいスパイラルパーマは、ロッドに対して毛束を螺旋状に巻き付け、規則正しい縦落ちのウェーブを作る技法だ。落ち感とスマートな束感が前面に出る。
対するこのスタイルは、より細いロッドを用い、根元から毛先まで強めのテンションでランダムに巻き込むことで、球体に近い弾力あるカールを密集させる。一歩間違えると「昭和のパーマ」や「おばちゃん感」に陥るリスクを懸念する声もあるが、現代のアプローチは根本から異なる。日本パーマ協会などのプロフェッショナルが提唱する最新の還元技術や酸性パーマ剤の進化により、毛先のパサつきを徹底的に抑えつつ、柔らかい質感を残したままリッジを際立たせることが可能になった。毛量調整で空間を絶妙に抜くカットテクニックが合わさることで、野暮ったさは完全に払拭される。