秋葉原ラジオ会館の歴史は、第二次世界大戦後の闇市時代に端を発します。1953年、露店として営業していたラジオ部品商や電機パーツ店を収容する木造2階建ての施設として誕生したのが始まりです。高度経済成長とともに電気街の象徴となり、1962年には秋葉原初の本格的な高層ビル(旧・秋葉原ラジオ会館)へと発展しました。
時代の変遷とともに、扱う商品は真空管や無線機器からパソコン、ゲームソフト、そしてアニメ・ホビー関連へと柔軟にシフト。常に秋葉原のカルチャーの最前線を受け止め続けてきました。
2011年、建物の老朽化と耐震基準への対応のため、半世紀にわたる役目を終えて旧ビルは惜しまれつつ閉館・解体。そして2014年7月、地上10階・地下2階の最新複合ビルとしてグランドオープンを果たしました。かつての雑多でディープな熱量を最新の免震構造と洗練された内装に引き継ぎ、現在の快適なショッピング環境が確立されたのです。