Q1:poco a poco cresc.(ポコ・ア・ポコ・クレッシェンド)を見つけたら、どの小節まで大きくし続ければいいですか?
A1:通常は、次の強弱記号(fやffなど)が明記されている場所、またはデクレッシェンド記号やスラーの切れ目といったフレーズの頂点まで変化を継続させます。楽譜全体を見渡し、どこがゴール地点(クライマックス)として設定されているかを確認した上で音量を割り振ることが大切です。
Q2:poco pocoと「a」が抜けて表記されていることがありますが、同じ意味ですか?
A2:基本的には誤植(ミスプリント)または略式表記であり、意味としては「poco a poco(少しずつ)」と同じ意図で解釈して問題ありません。イタリア語の文法としては前置詞の「a」を挟むのが正確な形です。
Q3:合奏や吹奏楽でpoco a pocoを綺麗に揃えるコツはありますか?
A3:全員が「変化のスタート合図」ではなく「変化のスピード感」を共有することが最重要です。指揮者の打拍やセクションリーダーの息遣いに意識を合わせ、個々人が勝手なペースで音量を上げず、全体の響きが溶け合いながら膨らむバランスを耳で聴き取ることが成功のポイントになります。