洗濯機を選ぶ際、誰もが直面するのが「ドラム式」と「縦型」の耐久性の差です。結論から言えば、内部構造の複雑さや動作ストレスの違いから、ドラム式洗濯機寿命は約7〜10年、縦型洗濯機寿命は約8〜12年と、縦型のほうがやや長持ちする傾向にあります。
ドラム式は重い衣類を上から下へ落とす「たたき洗い」を行うため、洗濯槽を斜めまたは水平に支えるサスペンションダンパーや回転軸受(ベアリング)に強い物理的負荷がかかり続けます。さらに、ヒートポンプやヒーターによる乾燥回路、循環ファン、自動糸くず捕集経路など多数の電子制御パーツが組み込まれているため、部品点数に比例して不具合の発生リスクが高まります。
対して縦型は、洗濯槽の底にあるパルセーター(回転羽根)で水流を起こす「もみ洗い」が基本であり、槽全体が垂直に吊り下げられているため荷重バランスが安定しています。構造がシンプルな分、水流モーターやベルトの耐久性が極めて高く、長期間のハードな使用に耐えうる頑丈さを誇ります。