単行本34巻で描かれた天空闘技場でのクロロ対ヒソカのデスマッチは、連載当時から読者の間で凄まじい反響を呼びました。結果はクロロの完全なる圧勝。ヒソカは手足を吹き飛ばされ、窒息死へと追い込まれました。
クロロが勝利した最大の理由は、「100%勝てる舞台と能力のコンボを周到に準備したこと」に尽きます。天空闘技場という膨大な観客(リソース)が存在する会場を選び、シャルナークやコルトピから借り受けた能力を栞で組み合わせ、ヒソカがどれほど機転を利かせても打開できない「物量による詰み将棋」を完成させました。
一方で、ファンの間では今なお「クロロは旅団メンバーと共闘していたのではないか?」という疑惑が語り継がれています。
- 共闘説の根拠とされる点:スタンプを押す速度の異常さ、観客席にマチやシャルナークが潜伏していた可能性、戦後にヒソカが旅団メンバーの無差別殺戮を即座に開始したこと。
- 真相と論理的帰結:栞のテーマによる『ギャラリーフェイク』と『オーダースタンプ』の瞬間的な切り替えと、死後強まる念となった『サンアンドムーン』の仕様を精査すれば、クロロ単独の操作で十分に実行可能です。
ヒソカが戦後にシャルナークとコルトピを奇襲した理由は、「共闘されたから」ではなく、「準備万端整えたクロロと戦うのは割に合わないため、能力の貸し借りを封じるべく、戦う場所も相手も選ばないリアルファイトへシフトした」と解釈するのが最も自然です。