フロスと歯磨きはどっちが先?歯垢除去率が変わる新常識

フロスと歯磨きはどっちが先?歯垢除去率が変わる新常識

フロスと歯磨きはどっちが先?歯垢除去率が変わる新常識の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

長年にわたり「歯磨きで全体の汚れを落とした後、仕上げに糸ようじやフロスを使う」というやり方が広く定着していました。しかし、日本および海外の歯周病学会や歯科大学の研究チームが発表した臨床データにより、フロスを先にする理由には明確な医学的根拠があることが実証されています。

最大の理由は、フッ素の浸透効果を最大化させるメカニズムにあります。歯磨き粉に含まれる高濃度フッ素(1450ppmなど)や薬用成分は、エナメル質の再石灰化を促し、虫歯菌の活動を抑える重要な役割を担っています。ところが、歯と歯の間にネバネバしたプラーク(バイオフィルム)が詰まった状態で歯磨き粉を行き渡らせようとしても、汚れが物理的な防壁となってしまい、薬用成分が歯の側面に接触できません。

最初にフロスを通して歯間の汚れを物理的に掻き出しておくことで、その後のブラッシング時に泡立った歯磨き粉のフッ素が、最も虫歯になりやすい歯間部に隙間なく浸透します。この一手間の順序変更こそが、歯周病予防プラークコントロールの成否を分ける決定打となります。

山崎 陸
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山崎 陸

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