一般的に、日本人の平熱は36.5度前後が多く、医学上は37.5度以上を発熱、38.0度以上を高熱と分類します。大人が38度以上の発熱を起こした場合、まずは「水分補給ができているか」「意識がはっきりしているか」「呼吸が苦しくないか」を確認してください。
大人の場合、体温の数字そのものだけでなく、全身状態のチェックが欠かせません。水分や食事が最低限摂れており、強い息苦しさや激しい頭痛がなければ、まずは冷却シートや保冷剤で太い血管が通る首筋や脇の下を冷やし、安静を保ちながら半日ほど経過を観察する選択肢があります。
一方、以下のような「危険な兆候(レッドフラッグサイン)」がみられる場合は、熱の高さにかかわらず速やかな受診が必要です。
- 息苦しさや激しい胸の痛みがある
- 激しい頭痛とともに嘔吐を繰り返す、または首の後ろが硬直して曲がらない
- 水分が全く受け付けず、尿が半日以上出ていない
- 意識がもうろうとして受け答えがおかしい
- 持病(糖尿病、心疾患、腎疾患など)がある、または免疫抑制剤を服用している