指先の動きが活発になる1歳代は、探究心が爆発する時期です。厚生労働省が定める保育所保育指針でも、身近な環境に主体的に関わり、感覚の働きを豊かにすることの大切さが強調されています。
単に完成品を目指すのではなく、制作のプロセスそのものを楽しむ視点が欠かせません。絵の具のヌルヌルした感触や紙を破る音、シールのつるつるした手触りなど、感触遊びは脳の発達を強力に促します。乳幼児教育の研究においても、五感をフルに使う知育工作が自己効力感を育むと指摘されています。
個々の成長ペースに寄り添うアプローチとして、モンテッソーリ教育の考え方を応用する園も増えています。「自分でできた」という達成感を与える環境作りが、子どもの自立心を静かに育んでいきます。