第5試合のセミファイナルで行われた一戦は、試合終了のゴングが鳴った瞬間、会場の空気が異様な緊張感に包まれた。打撃の有効打で上回ったファイターAと、テイクダウン数とグラウンドのコントロール時間で優位に立ったファイターB。判定は2-1の割れ判定となり、勝者の手が上がると客席からは歓声と悲鳴が入り混じった。
現代MMAにおける採点基準である「ダメージの優先度」と「ジェネラルシップ(主導権)」の評価が、ジャッジによって割れた形だ。ダメージを最重要視する見方と、攻勢点を評価する見方。この判定を巡っては試合直後からSNS上で大議論が巻き起こり、格闘技ファンの熱い議論の対象となっている。