「若い頃と同じ服を着続けている」「体型を隠したい一心でメリハリのない服を選んでしまう」。スタイリストたちが口を揃えて指摘する40代のNGパターンだ。数年前のお気に入りアイテムは、生地のへたりやシルエットの微妙な古さによって、どうしても生活感を与えてしまう。特に膝上の短い丈のスカートや、過剰な甘さのある装飾は、大人の持つ落ち着いた魅力を打ち消してしまうリスクが高い。
NG服を回避するために必要なのは、「引き算の美学」と「素材のハリ感」だ。柔らかすぎる薄手ニットは身体のラインを拾いやすいため、適度な厚みと硬さのある生地を選ぶのが正解。全身のカラーリングを3色以内に抑え、ベーシックカラーに1色だけアクセントを加える意識を持つだけで、野暮ったさは瞬時に消え去る。己の姿を客観的に見つめ直し、適度なアップデートを恐れない姿勢がおしゃれ上級者への第一歩となる。