Q1:『サカナとヤクザ』は実話ですか?フィクションではありませんか?
A1:すべて著者の鈴木智彦氏が現場へ足を運び、関係者への取材や潜入取材を通じて記録したノンフィクション(実話)です。登場人物の一部はプライバシーや安全確保のために仮名処理されていますが、描かれている密漁の手口や流通の闇はすべて現実に起きた事実に基づいています。
Q2:現在は法改正などで密漁ビジネスは壊滅したのでしょうか?
A2:漁業法改正による罰則強化(密漁に対する最高3000万円の罰金など)や水産流通適正化法の施行により、取り締まりは大幅に強化されました。しかし、価格高騰が続くナマコやシラスウナギなどは依然として高い利ざやが見込めるため、より巧妙な闇ルートや海外を経由するロンダリングなど、手口を変えて水面下で存続しているのが現状です。
Q3:ヤクザや暴力団の知識がなくても楽しめますか?
A3:予備知識がなくても全く問題なく楽しめます。ヤクザ社会の専門用語や水産業の複雑な流通システムも、著者の平易で引き込まれる文体で丁寧に解説されているため、普段ノンフィクションや裏社会本を読まない方でも極上のサスペンスのように一気読みできます。