大阪ミナミを訪れた観光客が最も間違えやすいのが、ドン・キホーテ道頓堀店と御堂筋店の違いです。両店舗は徒歩約4分という近距離に位置しながら、店舗のコンセプト、客層の動線、売り場構造が明確に差別化されています。
最大の識別ポイントは、道頓堀のランドマークとして有名な楕円形観覧車「道頓堀 ドンキ 観覧車 えびすタワー」の有無です。観覧車がビル壁面に組み込まれているのは「道頓堀店(宗右衛門町・道頓堀川リバーウォーク側)」であり、大通りの御堂筋に面している「道頓堀御堂筋店」には観覧車はありません。写真撮影やアトラクション体験を目的に向かう場合は、川沿いの本館を目指す必要があります。
運営母体であるPPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の店舗戦略を分析すると、観光名所としての「体験・アトラクション型」を道頓堀店が担い、「高回転・物販型」を御堂筋店が担うという機能分散が図られていることがわかります。