外資系投資銀行(バルジ・ブラケット)各社の間でも、報酬水準や得意領域にはそれぞれ特色があります。モルガン・スタンレー、J.P.モルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティグループといった世界的な競合他社と比較した際、ゴールドマン・サックスはどのようなポジショニングにあるのでしょうか。
業界内の年収ランキングおよび案件獲得実績において、ゴールドマン・サックスは常にトップ・オブ・トップの座を維持しています。特に日本市場における大型M&Aのアドバイザリー業務やグローバルIPO(新規株式公開)の主幹事実績において圧倒的なシェアを誇り、それがダイレクトにバンカーのボーナス原資へと直結しています。
競合他社と比較した場合、同社は「固定給の安定感」よりも「成功報酬のアップサイド(上限の高さ)」を好むカルチャーが色濃く残っています。好況期におけるVPやMDクラスのボーナス爆発力は、業界内でも頭ひとつ抜けていると評価されています。