お腹の中の赤ちゃん(この時期は「胎芽」と呼ばれます)は、驚くべきスピードで成長しています。受精卵が着床し、胎嚢(赤ちゃんの部屋)が見えるのが妊娠5週目頃。そして、その中に小さな白い点として現れる胎芽から、ドクドクと力強い拍動が検出されるのが6週目に入ってからです。
この時期の赤ちゃんの心臓は、まだ単純な管のような形をしています。しかし、その鼓動は毎分100回以上。大人の約2倍近い速さで命を刻み始めます。医師が経膣超音波プローブを使ってこの微細な動きを捉えた瞬間こそが、医学的に「妊娠の継続可能性が極めて高い」と判断される重要なマイルストーンなのです。