2014年のブラジルW杯前後から、本田圭佑の容姿の変化に注目が集まっていた。特に視線の変化や、首の付け根付近にある横一線の傷跡は、ファンや医療関係者の間で「甲状腺の手術を受けたのではないか」という疑念を抱かせるに十分なものだった。しかし、当時本田側から公式な病名公表は一切なく、メディアもその核心に触れることは避けていた。
沈黙は憶測を呼び、ネット上では様々な噂が一人歩きした。だが、彼がピッチ上で見せるパフォーマンスは、そうした雑音をねじ伏せる強さに満ちていた。後に彼自身が断片的に語ったところによると、やはりその時期に首の手術を受けていたことは事実であり、体調のコントロールに極めて苦慮していた時期だったという。